ポイントサイトで掲載されている広告の大半はアフィリエイト(ASP)に掲載されているものです。そしてそこで提示されている報酬額をいくらか差し引いた額をアクションポイントとして設定し利益としているわけですが、では実際ASPから直接利用とポイントサイト経由での獲得のメリットデメリットをあらためて考えてみます。

ポイントサイトvsアフィリエイト要素別比較

まず、パッと思いつくポイントサイトとアフィリエイトの利用でどんな違いがあるかを列挙しました。

還元率
当たり前ながらアフィリエイトサイト(以下ASP)が広告提供元ですから広告利用で得られる対価はASPで直接利用したほうが還元率は高いです。一例として私はドル箱でゲームの会員登録の案件を83円相当で利用しましたがその後A8.net と言う最大手のASPでは200円の案件として広告が出されていたのを確認してガッカリした覚えがあります。

換金レベル
ポイントサイトでは交換までに500円相当のところが一般的と思われます。さらには300円からとより交換しやすいところもそれなりにあります。対してポイントサイトは低くても1000円からでそれ以上というところも普通にありますからここはポイントサイトに軍配です。交換するものによっては口座登録も必要ないですしね。

クリックポイント
質の違いはあれ多くのポイントサイトがクリックポイントを採用しています。それに対してASPでは自分がクリックで得られるサービスはなく、貼り付けた広告を誰かがクリックしてくれば報酬発生というものはあります。ただこれは広告提供してもらえるか自体の審査も厳しい上、その広告に興味を持つユーザーを呼び込むという作業は決して楽なものではありませんのでこの手軽さにおいてはポイントサイトの圧倒的勝利となります。

ステータス制度
上記のクリックポイントに関連しますが一定の広告利用をすることでクリックポイント系で獲得できる部分が増えるステータス制度を採用しているポイントサイトがいくつかあります。これを上手く利用することで結果的にASPの還元率よりも高いポイントが取得できる可能性があります。A8.netなどステータス制を採用しているASPもありますがこちらのステータスの場合手軽さを感じられないため本気でやっている人でないとモチベーションは上がりません。

登録情報
各サイトに登録する際に求められる情報はASPの場合はおおよそ番地までの住所、電話番号を求められるのに対してポイントサイトは登録だけならメールアドレスだけというところも珍しくありません。換金の際にはある程度詳細情報を求められる場合が多いですが特定のポイントサイトや換金ジャンルによっては少ない情報のままで交換が出来ることも珍しくないので、安全に利用したいという気持ちが強いならポイントサイトのほうに軍配が上がります。

広告の多様性
基本的にポイントサイトは複数のASPから広告を獲得しているのでひとつのASPよりかは広告数は多いものと思われます。また広告を探すジャンルわけや検索精度もASPよりも高いような気が個人的にはしていますのでひとつのところで多くの広告を見つけるというのであればポイントサイトのほうが上といって良いでしょう。またASPでは本人利用申し込み不可という広告が結構ありますのでこの点でもポイントサイトのほうが上を行くでしょう。

友達系獲得特典
自分のホームページやブログに貼った広告から入会した人がいる一定の報酬が得られる制度は多くのポイントサイト、ASPが実施しています。ASPは広告利用同様、現金の報酬であり単価も高めです。対するポイントサイトは紹介だけで得られる報酬は低めの傾向が多いですが、その紹介した人がアクション活動をして承認された場合、その報酬の数%が自分にも得られるところもあります。ただこの制度はポイントサイト全体の多数派とまでは現状なっていませんし、紹介者が利用し続けてるれるかも未知数ですから1回の高額報酬をとるか楽して継続的に報酬の発生する可能性をとるかの天秤にかける感じです。

総評

以上の要素から見るに、ポイントサイトは「少ない登録情報」「クリックポイント」「ステータス制度」「手間が少ない」「利用できる広告数」「交換しやすい」の魅力でASPの「高額報酬」「他者へも商品紹介できる」に挑むことになります。

一方ASP利用をオススメできる人のタイプは、個人情報提供に臆することがない、広告利用を多用する、自分で広告設置が面倒じゃない、広告に絡めた魅力的なページを作れる。という人です。

でも、安全に利用したいから全ての広告利用はポイントサイトから、報酬が高いからずっとASPからという姿勢だと冷静に見ればもったいないというケースに遭遇しかねません。

前述したようにASPの方では本人申し込み不可という広告が結構あります。多くの利用できるものは購入(有料)系の広告です。「常連のショッピングサイトがあるから大丈夫!」と思っている人も前述したステータス制度のあるポイントサイトに眼を向けたいところです。

日用品系のショッピングでは還元率自体がASPでもたかがしれてることもあり、ショッピングの合計金額はどれくらいのものでしょうか?1000円だった場合ASPが還元1%としてポイントサイトが0.5%だったら10円と5円の差しかありません。ライフマイルでは1回のクリックポイントで最大1.5円相当のポイントが獲得できるステータスが存在し、それが月に数十以上の獲得機会が存在するため高額な買い物でない限りステータスを維持するほうがお得になるケースもあります。

一方、情報は出来るだけ抑えたい人の場合ポイントサイトだけの利用だと、必要に迫られて1・2度はあるかもしれないクレジットカードの作成とかだと、あるクレジットカードであるポイントサイトで作ると810円相当の報酬ですが、A8.netでやるともちろん本人利用可能で5500円の報酬と搾取率が半端ありません。どうせカード会社には個人情報をさらし、ASPも信頼にたる実績がある会社であればそちらをとってもいいのではないでしょうか。このような大型の報酬ならすぐに交換レベルにも到達しますし換金後登録削除してしまえば良いのではないかとも思います。

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